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福島のことを考えてみませんか・報告レポート from JANUK


それは2012年、日本の「あじさい革命」と熱い夏から始まった。

3・11後何かを求めていた人々は、突き動かされるように各国で行動を始めた。英国でも一人の日本人女性の働きかけでキック・ニュークリア(KN)という英国の反原発団体が毎週金曜に日本大使館前行動を呼び掛け始めた。その行動の中からJANは生まれた。カフェでKNメンバーに励まされたときは3人。初めて呼び掛けた9月24日の親睦会に集まったのは8人。そこで旗揚げを決めた。金曜行動の度に新規参加者が増え、行動後の会議は白熱した議論の場となった。誰を呼ぶか、どこを会場にするか、誰が何を担当するか、会場費をどう捻出するか、誰もが真剣に話し合った。

そして11月11日が来た。日本では、悪天候の中を200箇所以上の場所で同日抗議行動が行われた日だ。ここ英国では世界大戦戦没者追悼行動が行われる日のため、屋外行動ではなく屋内学習会+ディスカッションの形を選んだ。子供連れのお母さんたちが参加しやすいよう、地域の育児サークルが使用する会場を選んだ。その結果は…借りた部屋が一杯に埋まる40人の参加だった。

天気にも恵まれ、すぐ外の芝生の中庭では子供たちが歓声をあげて遊んでいた。その声を聞きつつ、福島からの避難者、ギャビン・オールライト氏*は語った。「この子供たちの声に耳をすませてください。被曝の心配もなく外で子供が遊んでいられる、こんなに素晴らしいことはありません」。自らの3・11体験、日本人の妻の家族が被った被害、幼い娘が英国渡航後に口にした初めての長い英語フレーズ「原発事故のせいで避難してきました」とつとつと語るギャビン氏の訴えに、参加者は大きな拍手で応えた。

その子供たち、いまだ汚染度の高い地域から避難もできず外部から・体内からの両被爆が懸念される子供たちを守ろう、と訴えたのが、若干20歳にして『子どもたちを放射能から守る世界ネットワーク』**を立ち上げた本田貴文氏だ。データを基に様々な事情を説明し、一時避難、恒常非難、非汚染食品の差し入れ等、様々な支援のありようを訴える本田氏の訴えに、参加者は日本の運動の未来を感じた。

日本語媒体メディアを中心に呼び掛けたので参加者の多くは日本人だったが、そのパートナーの人たちやKNのメンバーも参加し、参加者の2割ほどは非日本語話者だった。JANメンバーの一人が獅子奮迅の働きで全体通訳やウィスパリングをやりぬいてくれた。また、会場探し、発言者手配、諸媒体を通じての告知と拡散等の事前準備から、会場設営、受け付け、ファンドレイジング、カンパアピール等の当日集会運営、また、反原発の本やチェルノブイリの子供たちの絵の提供等、JANに入ったばかりの様々な方々の大奮闘があったからこそ、11・11ロンドン集会は成功した。

そして原発と福島という、国論を二分するテーマにあえて参加してくださった皆さん、ディスカッションでは様々な情報や熱い思いを語ってくださった皆さんの積極的関与なしには、あの時間が足りなくなるほど充実した内容にはならなかった。

次回はぜひとも、この新しい参加者の皆さんと共に力をあわせ、そしてこれを読んでいる皆さんも一緒に、もっと大きな行動を準備できたら幸いだ。次の大事故が起きる前に、なんとしても全原発を停止させましょう。

かんば・ひろし

JANメンバー



イベント参加者からのフィードバック

I liked it and thought it was a lot better than most activist forums that I have been to. I'd like to thank JAN for inviting me to their recent meeting on the Fukushima disaster and anti nuclear activism. As a non-Japanese, and relative newcomer to anti-nuclear campaigning, I found it very informative.It helped to fill in gaps in my knowledge regards Fukushima disaster and its horrific aftermath. I was particularly inspired by the stories of young Japanese activist like Honda, who is working tirelessly to debunk official lies and inform the local people of fukishima of the real dangers of radiation,particularly to children. The meeting left me confident that JAN will play an important role in linking anti-nuclear activism in the UK with the growing hydrangea revolution in Japan. More power to their elbow!


Shaun Brown, UK anti- nuclear power activist


The event on 11th November was very inspiring for me. I thought I already knew quite a lot about the Fukushima disaster and the whole situation in Japan (incl. the control of the media and the Japanese government), but there was quite a lot of information which I didn't know such as, the situation in UK, and what was actually happening and saying in Fukushima just after 311, or what happend 10 yrs after Hiroshima. I find it very powerful to hear from a real person who actually experienced it and I think more people (Japanese and non Japanese) should have an opportunity like this in order to face the reality. Very well organised event, and even the discussion time was very informative. Well done!

N.R (日本女性)

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*ギャビン・オールライト氏