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12/8福島を想い脱原発のためにバスティーユ広場に集まろう!報告


原発いらない、再稼働反対、子どもを守ろう、命が大事

ロンドンとパリ間のユーロスター乗車時間は約2時間。でもフランス時間は英国時間より1時間早いから、朝6時半出発で現地到着は9時半でした。なんでそんな早い列車にしたかと言えば、割安だったから、の一言に尽きます。

ユーロスターを降りるとそこはとても寒かった。「英国は暖流のメキシコ湾流のおかげで、高緯度なのにそこまで冷えない」とは中学の社会で習った知識ですが、その意味を大陸性の底冷えのする気候と共に思い出しました。

パリ集会の主催は、私達JANの姉妹組織(?)、在仏邦人グループ「よそものフランス」: JANが地元団体「Kick Nuclear」と一緒に活動してるように、よそものは「脱原発パリ(Sortir du Nucleair Paris)SNP」と共同で今日の行動を企画しました。

あんまり寒かったので、会場=バスチーユ広場近くのカフェで暖をとり、準備段階から参加しようと1時過ぎに広場へ向かうと、なぜかもうスピーチが始まっていました。あわてて駆けつけて気がついたのは時差の存在です。「フランスの方がイギリスより1時間早いということは、今は1時でなく2時であり、当然集会は既に始まっていた」…と。敢えてここにこれを書き記すのは、今後英国からフランス行動に参加する人たちにはこんな初歩的ミスを繰り返してほしくないと思うからであって、決して準備に参加できなかったことを言い訳がましく説明しているわけでは…。

そして行動参加。

プラカードの表現、スピーチの内容、横断幕の主張、そのすべてに日仏共通の原発への怒り、そして福島と日本への連帯を感じました。日本語・仏語で「まだ終わってない。忘れてはいけない。即時原発ゼロを実現しよう」「子供を守れ。命が大事」「チェルノブイリ、フクシマ、二度と繰り返すな」等々…

それにしても驚嘆したのは、一つ一つの小企画を本当に色々工夫してるということです。例えば「アナグラム」。はじめの文字は「CENTRALES NUCLEAIRES」(フランス語で「原発」)。次の文字は 「CANCER ET RUINE(癌であり廃墟)」。他にも、スピーチの合間あいまにダンス(かんしょ踊り)を入れたり、国会議事堂みこしを担いだり。

そして福島避難民のはるこさんの訴え。イギリスでも、避難民のギャビンさんの訴えが胸をうちましたが、政策的・理論的なものを越えて、人生と生活そのものが反映されたその訴えは、感性にダイレクトに響いてきました。もっともっと多くの人々にこのメッセージを届けたい、聞いてもらいたい、心からそう思います。

これまでの経験を活かし、中継に際してもできる限り日本語原稿を準備し、視聴者が分かるように読み上げていました。反省点をちゃんと振り返り、改善する努力と頑張りが伝わってきました。

最後は次回告知。2013年1/12(土)だそうです。プログラムにも次回呼び掛けと書いてましたが、ちゃんと「次回につなげる」大切さを知ってるんですね。

そして、今後もっとも力を入れることになる最大結集軸は3/9(土)ヒューマンチェーンとのことです。もうA4片面フルカラーのビラも準備していて、テーブルの上にデン!と乗っけてました。A2フルカラーの大ポスターも準備して、広場のあちこちに貼り付けてました。

そして片付け。

今度こそは、ちゃんと手伝いました。そしてあらためて驚いたのは、その用意された膨大な物資。大道具、小道具。大テント、音響装置、旗、横断幕、のぼり、ポスター、テーブル、各種チラシ、お茶、ポッド、脚立…。これを全部準備してあれだけのプログラムを実施したその努力にはもう脱帽です。本当にお疲れさまでした!

そして打ち上げ?反省会?ユーロスターが出発するまでの本当にわずかな時間でしたが、資材を運んだあと日仏両方のお疲れ会?に顔を出すことができました。私、という英国からの「新顔」の参加で、よそものフランスの皆さんにとても喜んでいただけたことが、とても嬉しいです。あの応援団姿で行動に参加したのが余計インパクトあったのかもしれません。

私自身、いろんな方とお会いできて元気をもらいました。やっぱり新しい人々との交流っていいですね。距離の壁、国境の壁、言葉の壁、そしてお財布の壁はとても大きいですが、フランス以外に在住の皆さん、フランス旅行も兼ねて「パリ行動参加!」一度くらいは試みてもいいかもしれませんよ!事前に連絡した上で参加すれば、大!歓!待!されること間違いなしです。

それにしても、フランスでも行動を中心で担っているのは女性たちなんですね。素晴らしい!もちろん参加者の中には男性がちらほら見られましたが、企画を準備・実行・片付けと担い、打ち上げに参加してきた顔ぶれは見事に女性ばかり!

ただこれは日本人メンバーの側の話で、共催で頑張ってる現地グループの脱原発パリ(SNP)は、男性メンバーがたくさんいます。英国でのJANとキックニュークリア(KN)の関係にそっくりですね! これまでと比べて人数が減ってきてしまった…と苦悩・苦闘してるところまで、英国の私たちとそっくり!(それでも今回のパリ行動では百数十人が参加してたんですよ!)

たぶん、運動がどこまで大きくなっても、原発を全廃に追い込めるその日まで、こうした苦悩は消えないのだろうなぁ、と感じました。

JANメンバー


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