大間原発中止を!要望書に個人・団体賛同のお願い
1/10まで


日本の市民団体が大間原発中止を求める要望書への賛同を呼びかけています。

3・11以後、1年半ものあいだ中断されていた青森県の大間原発の工事再開が昨年10月1日から始まり、工事は40%近くまで進捗。工事再開の10月の段階では、未だ原子炉格納容器は据えつけられていない模様。大間原発は、プルトニウムとウランの混合酸化物燃料を全炉心に装荷して運転するという。核反応しやすい、ブレーキが利きにくく運転制御が難しい。ウランだけを燃やすのに比べて事故のときの被害が何倍も大きくなる、さらに厄介な寿命の長い廃棄物が出るなど、桁違いに危険なもの。しかも、近くには活断層がある。

個人賛同は住所・氏名を、団体賛同は団体名をjunko22( at )xa3.so-net.ne.jpまで10日〆切でお願いします。


タイトル「大間原発中止賛同」として下さい。

 

要望書


 
内閣総理大臣  安倍 晋三 様
経済産業大臣  茂木 敏充 様

大間原発の建設中止、核燃料サイクルからの撤退、全ての原発の即時廃炉を求める要望書

 私たちは、大間原発と日本のプルトニウム政策について学ぶために集まった市民です。

 日本初というフルMOX原子炉の危険性、日本政府の核燃料サイクル政策により大量の余剰プルトニウムを抱えていること、使用済み核燃料の再処理を継続すれば大間原発をフル稼働しても使いきれないプルトニウムを抱えることになり、国際的な非難を浴びることになることなどを知りました。

 仮に、プルトニウムを大間原発で燃料として使用したとしても、放射性物質は消滅しません。現在六ヶ所再処理工場や全国の原発サイトで保管されている使用済み核燃料が、再処理を経て使用済みMOX燃料という形に変わるだけです。使用済みMOX燃料では処理が難しい長寿命核種が増えると指摘されています。使用済み核燃料処分問題の先送りはやめるべきです。

 また、大間原発の周辺には複数の活断層が存在する可能性が指摘されています。MOX燃料を全炉心に装荷する大間原発を震災が襲った場合の被害は計り知れません。原発直下を襲う地震に対して安全な原発を設計・建設することができるとは思えません。

 原子力発電は福島第一原発事故でそのリスクの大きさが明らかになりました。私たちは、原発でつくった電気で暮らしたくありません。まして、プルトニウム利用ではそのリスクがさらに大きくなります。プルトニウムでつくった電気など御免です。

 この夏の猛暑でも大飯原発の再稼働は必要なく、原発ゼロで電気は足りました。日本政府は、「革新的エネルギー・環境戦略」で決めた脱原発の実現時期を繰り上げ、全ての原発を直ちに廃炉にしてください。また、大間原発の建設を中止し、プルトニウムを利用する核燃料サイクルから直ちに撤退してください。

 以上、強く要望します。


2013年 月 日

11.28学習会「大間原発 大間違い!」参加者一同

学習会主催 さよなら原発かながわ

問い合せ先 611kanagawa( at )gmail.com

賛同団体・個人


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